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エリーゼのために

ピアノで弾いてみたい

憧れの曲ベストテンには

必ず登場しそうな有名な曲、


「.エリーゼのために」


ベートーヴェンの作品です。


うさぎのうーちゃんも

エリーゼのためには大好きです。


つぶにゃん

「うーちゃん、なにしてたの?」


うーちゃん

「エリーゼのためにを聴いてたの。」


つぶにゃん

「いい曲だよね。この曲は

ベートーヴェンが亡くなった後に

出版されたんだよ。」


うーちゃん

「そうなんだ。亡くなった後にも

出版されるってすごいね。」


つぶにゃん

「ベートーヴェンは、

出版する主要な自分の作品には、

きちんと作品番号をつけて

出版していたんだ。


年末によく演奏される第九は、

op(opusの略)125

ジャジャジャジャーンで有名な

運命はop.64だよ。


でもこの曲にはベートーヴェンが

つけた作品番号はないんだ。


WoO 59という番号がついてるよ。

Werke ohne Opus zahl (WoO)は、

ドイツ語で作品番号のない

という意味なんだよ。」


うーちゃん

「ベートーヴェンの死後1867年に

出版されたっていうけど、

作曲されたのはいつなのかな?」


つぶにゃん

「1810年。作曲家によっては、

死後に認められる人もいるけど、

ベートーヴェンは、

生きている時から

ちゃんと評価されていて、

人気の作曲家だったんだよ。


死後にも出版されなかった曲を

集めて世に出た作品集があって、

その中に掲載されていたのが

エリーゼのためになんだ。」


うーちゃん

「世の中で長く愛されて、

はるばる海を渡って

日本にやって来たんだね。

こんなに遠い国でも

長年演奏され続けている事

ベートーヴェンがもし知ったら、

きっとびっくりするね。」


つぶにゃん

「エリーゼのためにと聞けば

誰もが知る有名曲だけど、

「新しいベートーヴェンの書簡集」

の中の、Bagatelle(バガテル)

という曲名で出版されていたんだよ。

このタイトルでは、ほとんどの人が

あの有名な「エリーゼのために」

であることに気づかないかも。」


うーちゃん

「うん。バガテル?違う曲みたい。

他にバガテルっていう曲名を

見たことあるけど、バガテルって

どういう意味なの?」


つぶにゃん

「バガテルというのは、

主にピアノ曲で小品とか

ささやかなものという意味だよ。」


うーちゃん

「それでエリーゼって、

いったい誰なの?

ベートーヴェンの恋人?」


つぶにゃん

「気になるよね。奥さんじゃない事

だけは確かだよ。

偉大な作曲家で知られる

楽聖ベートーヴェンが

個人的な名前を出しての曲。。。


エリーゼはテレーゼだっていう説が

有力だったんだけど、

他にも色々な説があって

次回はエリーゼが誰なのか

それぞれの説を紹介するね。」


うーちゃん

「うん。なんかこういう風に

好きな曲のことを知るのは

楽しいね。」


うさぎのうーちゃんと

黒猫のつぶにゃんのお話は、

次回に続きます!


国分寺市北町のつぶらピアノ教室の

詳細はホームページをご覧下さい。





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